Subversion

リポジトリの保存形式

いつのころからか*1Subversionではリポジトリの保存形式に「Berkeley DB」と「FSFS」の2種類を使用できるようになっていた。*2

http://subversion.bluegate.org/doc/ch05.html#svn.reposadmin.basics.backends

さっそく、自分の管理するリポジトリを変換してみることに。

% svnadmin dump c:\svn > dumpfile
% svnadmin create c:\newrepos --fs-type fsfs
% svnadmin load c:\newrepos < dumpfile

FSFSの主なメリット
バックアップが簡単
hot-backup.pyなどの専用のスクリプトを使わなくてもOS標準のコマンド*3や市販のバックアップツールでホットバックアップが可能
壊れにくい
トランザクションが途中で切断されても、リポジトリは影響を受けない(らしい)
可搬性
CPUやOSのアーキテクチャに拠らず、リポジトリをコピーして使用可能
FSFSのデメリット

まだ枯れてない(らしい)

ついにSubversionでもロックが可能に

これでさらにCVSからの乗り換えを勧めやすくなる?
http://subversion.tigris.org/svn_1.2_releasenotes.html

*1:というか、Subversion1.1から

*2:デフォルトはBerkeley DB

*3:WindowsならXCOPYなど